2006年08月07日

IKEAの実力

僕は20年来の腰痛持ちでベッドには結構こだわる。

現在使っている低反発はあまり性能が良くなく、起きた時に背中に
異物感を感じる。ちょっと高いが米国系高級ホテルで良く利用され
ているラテックスを購入しようかとネットで探したが20万円くらい
する。もう少し安いところはないかと、今話題の激安北欧家具の
IKEAを調べてみたら、なんとラテックスのクィーン
サイズがたったの5万円で売っている。しかし、それより驚いたのは、
IKEAのHP上右上にあるAnnaへ質問だ。

これは、良く欧米にあるチャット型サポートだということは直感でわかったのだが、なんと日曜の深夜1時なのに、友人でサポートをしている。しかも、私が入力している間に私が送信した3倍位の量の適切な返答を送ってくる。お店は夜8時までで、オンライン販売はしていない。なのにウェブにアクセスしてくる人にリアルタイムでサポートをしているのだ。IKEAは決してネット系のサービス業ではない。しかし、顧客重視の姿勢がこのようなネットサービスを実現してしまうのだろう。

また、HPの作りもネット系企業ライクだ。お気づきだろうが、IKEAはまだ船橋店しか存在しない。それに家具のオンライン販売も行っていない。また、在庫確認がオンライン上でできるような表現になっているが、まだ実現していないようだ。しかし、HPは将来出来るだろうサービスを前提に作られている。これは非ネット企業ではあまり見られないやり方だ。こういうやり方をされたら、日本の家具業者は勝ち目がないだろう。IKEAはネット上での戦い方を知っているように見える。もし、IKEAがオンラインで家具を売り出したら日本のオンライン家具店はかなわないだろう。

話を我々の業界に転じると、ストックフォト業界がオンラインチャットサポートを実装するのはいったい何年後なのだろうか?

posted by Andy Kawano at 01:55| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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